以前投稿いたしました、加齢黄斑変性・糖尿病黄斑浮腫の新規注射薬：バビースモ硝子体内注射液が正式に発売され使用可能となりました。中外製薬発売です。

特徴として、加齢黄斑変性・糖尿病黄斑浮腫に対して維持期には4カ月の投与間隔の目安とされており、年間3回の投与で済むことになり、患者様の経済的・精神的負担を減らせる可能性があります。

バビースモは、眼科領域初のバイオスペシフィック薬剤です。

特徴として、病的血管新生や血管漏出を引き起こす血管内皮増殖因子Aに加え、血管不安定化シグナルとして働くアンジオポエチン-2を同時に阻害し、血管を安定化させることで効果を発揮します。

繰り返しの注射がご負担になっておられるようでしたら、相談・受診にいらしてください。

当院では、抗VEGF療法：硝子体内注射をもちいて難治性の眼底疾患の治療に力を入れております。他院からの転院も受けております。

注射をおこなっている模式図です。従来の薬剤と受け方は変わりません。短時間でほぼ痛みなくおわります。

バビースモです。