お知らせ

2022.01.20 網膜の病気

網膜色素変性症とは

網膜色素変性症とは、ゆっくりではありますが、進行性の目の奥の病気です。

症状は、夜盲(暗がりで見えにくい)から始まることが多く、進行すると視界が徐々にせまくなっていきます

ただし、進行の度合いには個人差が大きく、中心しか見えなくなるくらい、視野が狭くなる患者様から、日常生活にまったく支障なく過ごされる患者様までさまざまです。

だいたい3,000人から8,000人にお一人くらいしかおられませんので、比較的まれな病気になります。遺伝性と非遺伝性が半々になりますので、必ずしも遺伝するわけではありません。

根本的な治療法は確立されておりませんので、現状の見える能力を最大限にいかせるようお手伝いするロービジョンケアが重要になります。アダプチノールという内服薬を投薬することがあります。

遮光眼鏡という医療用サングラスで、まぶしさが改善し、見え方が楽になる患者様もおられます。補助対象になることもございます。予約制なりますが、遮光眼鏡の処方もおこなっております。

進行すると、視野と視力がともに障害されます。視覚障害者として認定されたり、指定難病ですので、障害年金を受け取れる可能性もございます。

当院では、その申請のお手伝いをおこなっております。(確定診断のために網膜電図が必要と判断しましたら総合病院をご紹介することはあります。)

 

 

進行した網膜色素変性症の眼底像です。視野がかなり狭くなります。

 

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診療時間

診療時間 日・祝
午前 9:00〜
13:00
○※
午後 15:00〜
18:00

※火曜のみ受付12時まで。また月1回臨時休診がございます。電話でご確認ください。

眼鏡処方、コンタクトレンズ処方、オクルパッドの受付は終了30分前までとなります。

原則予約不要です。
(手術・特殊検査・ハードコンタクトレンズ処方は予約制です。)

緊急手術がある場合、診療時間を切り上げる場合がございます。

コンタクトレンズ未経験の患者様の処方は行っておりません。