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2021.09.02 網膜の病気

硝子体剥離(しょうしたいはくり)とは

硝子体剥離(しょうしたいはくり)とは、正確には後部硝子体剥離といいます。硝子体とは、卵でいえばしろみに当たる部分で、眼球の内部全体をしめるゼリーのような組織です。

硝子体は年齢とともに、汚れると同時に、液体の部分が増えて、縮んですかすかになっていきます。縮む時に、さらに奥にある、網膜からゆっくりとはがれていきます。これを硝子体剥離といいます。まぎらわしいのすが、網膜剥離とは別の病気です。

硝子体剥離は、中年以上の方でほとんど起きます。ほとんどの方は、問題なく、硝子体が網膜からはずれます。

硝子体剥離を起こすときに、硝子体の中に汚れをだして、飛蚊症(とびもの、浮遊物)を自覚します。また、光が走って見える症状:光視症をともなうこともあります。ごく一部の方で、網膜と硝子体が強くひっついている箇所で、硝子体が網膜をひっぱって傷つけてしまうことで、網膜剥離をおこすことがあります。

また、血管を傷つけることで、眼内の出血(硝子体出血)をおこすこともあります。

つまり、硝子体剥離が、網膜剥離を起こす可能性が、わずかながらあるのです。

さらに、黄斑前膜(おうはんぜんまく)という病気の発症や、進行につながります。黄斑前膜は、光を感じる黄斑の前に余分な膜がはって、変形をおこします。歪みや視力低下の原因となり、進行すると手術が必要をおこないます。

網膜剝離は、視力をおかす重症な病気で、緊急手術が必要になります。

加齢変化で、硝子体(しょうしたい)が網膜からはがれていきます。

飛蚊症や光視症を自覚します。

網膜が剥がれる網膜剥離を起こしており、手術が必要になります。

 

 

 

 

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