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2021.07.17 網膜の病気

黄斑円孔とは

黄斑円孔とは、目の奥:眼底の中心部にあり、見るための機能が集中している黄斑部(おうはんぶ)に加齢変化で穴があいてしまう病気です。

恐ろしいような感じがしますね。実際患者様にお伝えすると大きいショックを受けられる方がほとんどです。

黄斑部は、前方からはいってきた光が直接あたる場所です。直径2mm程度の小さい組織ですが、見えるための機能が集中しています。そこに穴があくために、歪んでみえる、中心だけ見えないという症状からはじまり、進行して穴が完成してしまうと、0.1程度まで視力がさがることもよくあります。

原因は、加齢変化です。眼底の内部は、硝子体(しょうしたい)という、水をふくんだゼリーのような組織でうめれらています。硝子体は年齢とともに、水の成分が増えて、徐々に収縮していきます。黄斑と硝子体がつよくひっついている方で、収縮を起こすときに、黄斑がひっぱられて穴があいてしまうのです。

女性にやや多く、近視がつよい方でも起きやすくなります。

治療法は残念ながら手術しかありません

ひっぱる力をくわえている硝子体を取り除きます。網膜のもっとも上側にある内境界膜をはぎ取ることで、手術の成功率は向上しています。同時に目の中にガスを入れ、ガスを円孔にあてることで穴が閉じるようにします。ガスは軽いので上に上に上がっていくので、ガスを中心の穴にあてるために、しばらくうつ伏せ姿勢を続けなければいけません。最近ではうつ伏せする期間を短くして負担がすくなくなるようにしています。

その際、ほとんどの症例で白内障手術も同時におこないます。

左眼の黄斑円孔の眼底写真:中心の黄斑部に穴が開いているため暗くなっています。

黄斑円孔の硝子体手術前後のOCTです。手術前(A)でみとめられた穴が、術後ふさがっていくのがわかります。(B,C)

術後に眼内に入れたガスを黄斑にあてるために、うつ伏せ姿勢をしばらく取ることが多いです。

 

 

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