お知らせ

2021.06.20 網膜の病気

加齢黄斑変性と糖尿病黄斑浮腫の新規注射薬、承認申請へ

国内製薬大手メーカーが加齢黄斑変性症と糖尿病黄斑浮腫にたいする、新しい硝子体注射薬『ファリシマブ』の承認申請を今月おこなったことを発表しています。

加齢黄斑変性症と糖尿病黄斑浮腫はいずれも難治性の眼底の病気です。硝子体注射が重要な治療法ですが、繰り返しの投与が必要になること多く、患者様のご負担が大きくなってしまうことがあります。

新しい薬剤は、従来と別の経路:アンジオポエチン-2の活性もおさえることで、作用が持続することがアメリカの臨床試験でしめされています。今のところ、投与された半数の患者様で1年以上たった安定期で4カ月毎まで注射間隔が開けれているとのことです。従来の注射薬アイリーアに比較して作用が2倍と長期間持続する可能性がしめされています。

最近導入されましたベオビュもアイリーアに比較して有効期間が1.5倍になることが多く、またアイリーアも高濃度製剤を開発中という話も聞きますので、注射投与をへらせるようにメーカーも動いてくれております

少しでもはやく承認が得られて、日常診療で使用できるようになり、患者様の負担軽減につながることを願っております。

 

 

 

 

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