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2021.04.24 網膜の病気

網膜剥離とは

網膜剥離とは、目の奥にあり、光を感じ取るフィルムにあたる重要な組織:網膜が何らかの原因ではがれて浮いてしまう病気です。
代表的な穴ができる、裂孔原性網膜剝離では、剥がれた網膜は栄養を受け取れなくなり、見える力を弱めますので、部分的に見えなくなる視野障害が出ます。
徐々に見えない部分が拡大し、中心部分の黄斑まで剥がれてしばらくたつと失明してしまいます。
病気が出る前に、飛蚊症や光視症:飛びものや、光が見える現象を自覚することが多いです。
年間で1万人に一人しか発生しない比較的まれな病気ですが、放置すると失明につながる怖い病気です。
代表的な原因として、比較的若い方が、打撲、格闘技などで目を強く打って起きる場合と、高齢の方が、目の内部;硝子体の年齢変化で内側からひっぱられて起きる場合があります。

したがって、ボールで目を打ったり、転倒して目を打ったりした場合は、年齢を問わず、早めに眼科で眼底検査をされることをおすすめいたします。
薬で治ることはありませんので、手術で治すしかないのですが、日帰りのレーザー手術、入院が必要となる、硝子体手術、バックリング手術、ガス注入術があります。
入院治療では、緊急手術となり、ガスを眼内に入れて、傷にあてるためにうつ伏せ姿勢をしばらく取らないといけなくなりますので、身体への負担もあります。
早く見つかって軽症の場合はレーザー手術で治せますので、症状があるときには早く病院を受診されることが大事です。
それ以外に、水がたまって浮いてしまう滲出性網膜剝離(有名な中心性網膜炎で起きています。)、網膜が引っ張られて浮いてしまう牽引性網膜剝離などがあります。

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診療時間

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