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2019.01.30 網膜の病気

楽天今江選手の目の病気:中心性網膜炎

本日のyahooニューストップで、楽天今江選手が、中心性網膜炎になったと報道されていました。今江選手の早い回復をお祈りします。

中心性網膜炎とは、眼底、網膜の中心の黄斑に水ぶくれ、網膜剥離を起こす病気です。働き盛りの男性がストレスが原因でおこすことが多く、片目だけのことがほとんどです。

症状としては、中心が暗く感じる、ものが小さく見える、色の見方がおかしくなるなどです。視力は大きく下がることはなく、だいたい0.8以上に保たれます。

自然経過で大半が半年以内に吸収されるので、内服薬などを使用してまず様子をみることが多いです

ただし、長期間持続すると、回復しなくなったり、加齢黄斑変性に移行することがありますので、積極的な治療をおこなうことがあります。

治療方法は、まず、蛍光眼底造影検査で、水漏れの箇所を検出します。

黄斑の中心部からはずれている場合、アルゴンレーザーを照射することで、水漏れをとめます。

また、黄斑の中心部にかかる場合や、再発したり、長引いている場合に、PDT、光線力学療法を選択することがあります。

PDTとは、水が漏れる、漏出点に貯まる薬剤を点滴し、それと反応する、淡く焼くレーザーを照射する治療法です。

初期治療が重要ですので、上記症状を感じられたら早めの眼科受診をおすすめいたします。

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