お知らせ

2022.11.21 角膜・結膜の病気

当院のドライアイ治療

急に寒くなってまいりましたね。冬場は、空気が乾燥することで、目の表面から涙をうばってしまい、ドライアイが悪化しやすくなります。

新型コロナウイルス感染拡大にともない、密閉された室内の生活が増えていること、また、パソコン、スマートフォンなどデジタル機器を見る時間がふえていることも悪化させる原因となります。コロナ禍の生活はドライアイを悪化させる要素が多いのです。

ドライアイの治療は目薬が基本になります。

ヒアルロン酸、ジクアス、ムコスタ、マイティア、ソフトサンティアなどを病状にあわせて組み合わせます。今回、最新の点眼薬:ジクアスLX点眼が発売されました。従来のジクアス点眼の半分の3回点眼で済みますので、手間が減ります。幅広いドライアイに対して第一選択となります。

比較的薬価が高くなり、すこしねばつきますので、明らかに軽症のドライアイにはヒアルロン酸を使用しています。ヒアルロン酸も濃度のと、使い捨て製剤の組み合わせで4種類ありますので、病状にあわせて使い分けております。

また、炎症がベースになっている症例は多いので、低濃度ステロイド:フルメトロン点眼をしばしば併用しています。

また、点眼薬のみで、傷の回復が遅れている場合に、プラグ治療をおこなっています。これは、涙の出口にあたる涙点に蓋をして涙を表面に貯める治療法です。個体のシリコンタイプと、液体・個体の中間のコラーゲンタイプがあり、涙点の形状で使い分けています。最新のコラーゲンタイプは、涙点が狭い患者様でもどなたでも使用できるメリットがあります。コラーゲンタイプの件数は市内トップクラスです。

生活習慣の改善からの予防法もあります。パソコン、スマートフォンを長時間連続してみないようにすること、抗酸化作用をもつ緑黄色野菜をとることも有効です。軽い運動が良いというデータもあります。

 

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診療時間

診療時間 日・祝
午前 9:00〜
13:00
○※
午後 15:00〜
18:00

※火曜のみ受付12時まで。また月1回臨時休診がございます。電話でご確認ください。

眼鏡処方、コンタクトレンズ処方、オクルパッドの受付は終了30分前までとなります。

原則予約不要です。
(手術・特殊検査・ハードコンタクトレンズ処方は予約制です。)

緊急手術がある場合、診療時間を切り上げる場合がございます。

コンタクトレンズ未経験の患者様の処方は行っておりません。