お知らせ

2020.07.30 角膜・結膜の病気

コロナ禍でのコンタクトレンズ装用

コロナウイルス感染拡大下でのコンタクトレンズ装用について、著名英文雑誌に掲載された内容をおしめしします。

眼鏡にくらべてコンタクトレンズがコロナウイルス感染リスクが高いということはないが、従来通り、清潔を保つための装用ルールをまもること、可能なら1dayタイプに切り替えたほうがよいということ、体調が悪い時にはコンタクトレンズを装用しないこと、とう内容でした。

ちなみに日本コンタクトレンズ学会は、コンタクトレンズ未経験者の装用練習はすすめられないとしています。

以下論文の要約になります。

ウォータールー大学(カナダ)のLyndon Jones氏らは、眼の健康のためのガイダンスを医師向けに提供。現在、眼鏡に比べコンタクトレンズで新型コロナウイルス罹患リスクが高いというエビデンスはないという。

コンタクトレンズ使用者は、合併症リスクを最小にするための手順に従い、治療の必要性を減らすべきで、医療現場への影響を最小にするためには、有害事象の管理は、可能ならば眼科医が対処できる範囲に留めるようにすべきとのこと。コンタクトレンズの最善のケアは、通常と同様、装着前と取り外す前に手を洗い、(ペーパータオルで手を拭いて)乾燥させること。再使用タイプのレンズでは、毎日洗浄し正しいケースに保管する。

医師は患者に対し、コンタクトレンズを装着したまま眠らないよう助言、あるいはデイリーの使い捨てレンズという選択肢を考慮すべきである。患者は洗っていない手で顔を触らないようにし、体調が悪いときは、コンタクトレンズはつけないようにすべきとのことである。

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診療時間

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眼鏡処方、コンタクトレンズ処方、オクルパッドの受付は終了30分前までとなります。

原則予約不要です。
(手術・特殊検査・ハードコンタクトレンズ処方は予約制です。)

緊急手術がある場合、診療時間を切り上げる場合がございます。

コンタクトレンズ未経験の患者様の処方は行っておりません。