お知らせ

2017.09.24 角膜・結膜の病気

ドライアイについて

ドライアイは、大きく2つに分類することができます。1つは、涙の量が減ってしまう「量的な異常」、もう1つは、涙の性質や涙を保持する能力が変化する「質的な異常」です。

「量的な異常」は、涙の分泌そのものが少ない状態です。

「質的な異常」とは、涙の成分の異常、例えば、脂質成分やムチンと呼ばれるタンパク質成分が少ない、角結膜上皮に問題がある、などの原因により、涙は分泌されていても涙が目の表面に留まらない、すぐに乾いてしまう、といった状態です。

私はドライアイ研究会に所属し、ドライアイ治療に力をいれています。ドライアイを悪化させる条件として、寒く乾いた季節、パソコン作業、エアコンのきいた室内があります。

これから季節的に症状が強まりやすくなりますので、目の乾きを実感される方は早めに受診されてください。

こいけ眼科では、まず、各種点眼薬により治療を開始し、症状に応じて、オーダーメイド的に点眼を組み合わせます。それでも改善しない場合、涙点プラグ治療をおこなっています。

涙の出口である、涙点にシリコン製プラグを入れて、涙逃がさず、角膜の創の修復にあてる方法で、症状は一気に改善することが多いです。(他院で点眼治療で良くならず、涙点プラグ挿入で大幅に症状が改善される方も多くおられます。)

 

 

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診療時間

診療時間 日・祝
午前 9:00〜
13:00
○※
午後 15:00〜
18:00

※火曜のみ受付12時まで。また月1回臨時休診がございます。電話でご確認ください。

眼鏡処方、コンタクトレンズ処方、オクルパッドの受付は終了30分前までとなります。

原則予約不要です。
(手術・特殊検査・ハードコンタクトレンズ処方は予約制です。)

緊急手術がある場合、診療時間を切り上げる場合がございます。

コンタクトレンズ未経験の患者様の処方は行っておりません。