お知らせ

2023.04.06 水晶体の病気(白内障)

眼内レンズ院内勉強会

以前投稿させていただきました、アルコン社の最新眼内レンズ『ビビティ』の院内勉強会をおこないました。

多焦点レンズも20年近い歴史がありますので、今までの欠点を克服することを目指して開発されたレンズになります。

特徴は、波面制御テクノロジーという最新技術により、遠方、中間、近方まで自然な見方が連続することが特徴です。

また、多焦点レンズの短所である、異常光視症(ハローグレア)をほとんど感じないということです。

また、回折構造を持たないため、光学的エネルギーロスが少なく、単焦点レンズと同等のコントラスト感度を持っていることです。

さらに、緑内障、黄斑などほかの病気があっても、見方が受け入れやすい性質もあります。

短所は、近方の見方が落ちることです。新聞の文字は見えますが、スマートフォンの細かい文字、針の糸通しなどでは老眼鏡が必要になります。

当院は、県内屈指の多焦点眼内レンズの実績がありますので、『ビビティ』の先行使用が認められております。

現在は、乱視対応の『ビビティ』が導入されておりませんので、乱視が少なく、老眼鏡になる可能性を受け入れらる方(もともと近視がない方)がおすすめしやすいです。

最新のレンズではありますが、厚労省の厳重な審査を経て日本導入されていますので、そこはご安心ください。

もちろん現在評価が高く、成績が安定している、『パンオプティクス』や『シナジー』も選択いただけますので、多焦点レンズに興味をお持ちの方は、相談にいらしてください。

眼内レンズは一生使用できますが、言い換えると、交換は原則できません。(レンズ交換の手術はできますが、リスクが高いです。コンタクトレンズとは違います。)眼内レンズ選択で後悔されないように、当院では、豊富な経験をもとに、ベストのレンズをご提案できます。

 

 

 

 

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診療時間

診療時間 日・祝
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13:00
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午後 15:00〜
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※火曜のみ受付12時まで。また月1回臨時休診がございます。電話でご確認ください。

眼鏡処方、コンタクトレンズ処方、オクルパッドの受付は終了30分前までとなります。

原則予約不要です。
(手術・特殊検査・ハードコンタクトレンズ処方は予約制です。)

緊急手術がある場合、診療時間を切り上げる場合がございます。

コンタクトレンズ未経験の患者様の処方は行っておりません。