お知らせ

2018.06.26 水晶体の病気(白内障)

眼内レンズ度数選択の一つ、モノビジョンについて

モノビジョンとは、聞きなれないと思いますが、白内障手術時の眼内レンズの選択法のひとつです。当院で取り入れている方法の一つです。
白内障手術で使用する眼内レンズには二種類あります。通常使用する健康保険の単焦点眼内レンズと、自由診療の多焦点眼内レンズです。
単焦点眼内レンズでは、焦点が合う距離は1点しかありません。この焦点の合う距離を術前の相談で決めます。
大雑把に言うと、遠方に合わせると、近方の眼鏡が必要になり、近方に合わせると、遠方の眼鏡が必要になります。自由診療の多焦点眼内レンズを選ばれると、眼鏡をかける可能性を極力低くできます。
しかし、多焦点眼内レンズは高額になり、まだ普及していません
そこで、当院では、通常の単焦点眼内レンズでも、眼鏡を減らす工夫をしており、それがモノビジョンです。
意図的に、眼内レンズの度数に左右差をつける方法です。
片目で遠方を、反対目で近方を見えるようにすることで、見える距離の範囲を広げて、眼鏡の使用頻度を減らすようにしています。
もちろんこの方法を強制しているわけではなく、遠方または近方をはっきり、希望される方にはそれぞれの距離の眼内レンズを選択しています。
当院では、白内障手術機械、検査機械は、最新鋭のものを使用しており、こまかい微調整が可能になっています。

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診療時間

診療時間 日・祝
午前 9:00〜
13:00
○※
午後 15:00〜
18:00

※火曜のみ受付12時まで。また月1回臨時休診がございます。電話でご確認ください。

眼鏡処方、コンタクトレンズ処方、オクルパッドの受付は終了30分前までとなります。

原則予約不要です。
(手術・特殊検査・ハードコンタクトレンズ処方は予約制です。)

緊急手術がある場合、診療時間を切り上げる場合がございます。

コンタクトレンズ未経験の患者様の処方は行っておりません。