お知らせ

2018.04.18 水晶体の病気(白内障)

白内障の分類(原因による)

白内障には、その成り立ちからいくつかの種類があります。最も多いものは、加齢を原因とする、加齢性白内障です。50歳前後から、目の真ん中にあり、光を奥まではこぶ、水晶体が、タンパクの変成で混濁をおこし、光の通りが悪くなる状態です。
次にステロイド内服を原因とする、ステロイド白内障です。リウマチなどの免疫の病気や腎臓の病気をお持ちの方はステロイドを長期に内服しなければならないことがあります。その場合、お若くても白内障が出たり、緑内障が出たりすることがあります。したがって自覚症状がなくても、ステロイド内服をしておられたら、1度眼科を受けることをおすすめします。
次に放射線を浴びることを原因とする放射線白内障です。広島では、原爆の影響が知られており、福島第一原発の影響も指摘されています。後述します、皮質白内障と、後嚢下白内障を発生します。
さらに、外傷、アトピーを原因とする白内障があります。アトピーの方の場合、目のまわりを掻く習慣を持っていることがあり、外傷性とおなじ成り立ちで、若くても白内障を発生することがあります。
さらに、ぶどう膜炎などの目の炎症を原因とするものがあります。ぶどう膜炎に対してステロイドを投与される場合も多いので、ステロイド白内障と区分できなないこともあります。
また、糖尿病を原因とする糖尿病性白内障があります。糖尿病の患者様では、眼底の糖尿病網膜症を発生してきますので、白内障が進行すると、網膜症の診療のさまたげになり手術となることがお好きです。
最後に生まれながらに白内障を持っている、先天性白内障です。程度によりますが、視力の発達をさまたげる場合は全身麻酔の手術になることがあります。親御さんが、赤ちゃんの目が、猫のように光るといって発見されることがあります。

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診療時間

診療時間 日・祝
午前 9:00〜
13:00
○※
午後 15:00〜
18:00

※火曜のみ受付12時まで。また月1回臨時休診がございます。電話でご確認ください。

眼鏡処方、コンタクトレンズ処方、オクルパッドの受付は終了30分前までとなります。

原則予約不要です。
(手術・特殊検査・ハードコンタクトレンズ処方は予約制です。)

緊急手術がある場合、診療時間を切り上げる場合がございます。

コンタクトレンズ未経験の患者様の処方は行っておりません。