お知らせ

2020.05.17 お知らせ

緑内障新薬(アイラミド点眼)発売

今回、この6月から、新規の緑内障治療点眼:アイラミドが千寿製薬㈱より発売になります。

正確に言いますと、現在発売されている、アイファガン点眼とブリンゾラミド(エイゾプト)点眼の合剤となり、1日2回の点眼回数です。

アイファガン点眼は、2012年の発売以来、副作用の少なさには定評がありました。眼圧下降が少しマイルドでありましたが、ブリンゾラミドのCAI阻害効果がくわわることで、さらなる眼圧下降が期待できます。

眼圧と副作用のバランスの良い薬剤として期待できます。

第一選択とはなりにくいかもしれませんが、PG+βブロッカー:(同社のラタチモ点眼薬など)で治療を開始し、効果不十分であった場合に追加する選択肢として有力な候補になると思います。

当院の緑内障点眼治療は、まずもっとも眼圧下降が期待できる、PG+βブロッカー(ラタチモ、ミケルナ、タプコムなど)を第一選択とすることが多いです。

その反応が悪い場合、2剤目として、CAI阻害剤(エイゾプト、ブリンゾラミドなど)、グラナテック、アイファガンなどを追加してまいりました。

今回発売された、アイラミドはこの2剤目の有力な候補になりえると思います。

千寿製薬㈱は、最近、新規抗菌薬アジマイシン点眼を発売したばかりで、新薬開発に注力しています。純国産製剤メーカーとして応援したい気持ちもございます。

当院では、患者様にとって有用な新薬は積極的に採用してまいります。

 

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