お知らせ

2017.11.27 網膜の病気

加齢黄斑変性について

黄斑変性、または加齢黄斑変性は耳にすることがあると思います。
私の出身医局の石橋教授が黄斑変性の権威で、多くの症例を経験させていただきました。

女性より男性に多く、喫煙との因果関係が示されています。

もともとは欧米人に多く日本人に少ない病気でしたが、近年日本人で急増しています。理由として、食事の欧米化と眼に光刺激があたる機会が増えたことなどがあげられています。
黄斑の下の脈絡膜の新生血管が、病気の主体で、黄斑の浮腫、網膜下液、出血を起こします。物が歪んで見える、中心が見えなくなる、色の見え方の異常などが症状になります。
活動性の高い滲出型と、低い萎縮型に分けられます。
一昔前は難治性の病気で、治療法は少く、効果も限定的でした。
しかし、何回も投稿している、硝子体内注射、抗VEGF薬投与が、導入されて以来、治療成績は大きく向上し、治療の主役になっています。

萎縮型には残念ですが、有効な治療法はなく、サプリメントで進行予防をはかるくらいです。
アイリーア、ルセンティスの薬剤の選択、投与の回数、頻度は、学会で議論中ですので、なるべく学会に参加して、最善の治療をご提供できるように努めています。

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診療時間

診療時間 日・祝
午前 9:00〜
13:00
○※
午後 15:00〜
18:00

※火曜のみ受付12時まで。また月1回臨時休診がございます。電話でご確認ください。

眼鏡処方、コンタクトレンズ処方、オクルパッドの受付は終了30分前までとなります。

原則予約不要です。
(手術・特殊検査・ハードコンタクトレンズ処方は予約制です。)

緊急手術がある場合、診療時間を切り上げる場合がございます。

コンタクトレンズ未経験の患者様の処方は行っておりません。