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2017.11.08 網膜の病気

網膜静脈閉塞症について

網膜静脈閉塞症という病気を聞かれたことはないでしょうか?あまり有名な病気ではないかもしれませんが、

眼科では、高齢者の急な視力低下の原因となり重要な病気になります。(急な視力低下では、ほかに硝子体出血・網膜剥離があります。)

血管に負担がかかる冬場に増える傾向があります。

眼底の血管が急につまることで出血を多量にきたす状態です。出血を起こすときに、網膜の浮腫(水ぶくれ)を起こすことで、視力が低下します。

網膜の浮腫には注射治療をおこないます。白目の下側にステロイドを入れるテノン嚢下注射と、病状を抑える成分:抗VEGF薬を眼内に投与する硝子体内注射(ルセンティス)です。眼底の断層写真をもとに、注射方法を選択します。

それでも浮腫が引かない場合は硝子体手術を検討します。

また、眼底に血流が途絶えた場所があると、悪化してしまうため、その部分にレーザーをかけます。

以上の治療方法を組み合わせることで、治療成績はかなり上がっています。

硝子体内注射が導入以来、治療の主役になっており、入院が必要となる、硝子体手術に比べて、患者様の負担が少ないため、急速に普及してきています。また治療効果は早く、1~2週間で視力が回復することも少なくありません。

こいけ眼科では、この治療を安芸区で唯一取り入れて積極的におこなっています。

 

 

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