お知らせ

2018.11.04 網膜の病気

眼底疾患の勉強会に参加しました

連休初日の11/3(祝)、広島駅のシェラトンホテルで、㈱アルコン主催で開催されました、『脈絡膜疾患の今』という勉強会に参加しました。

二つの演題がありました。

一つ目は「AMDの治療戦略」として神戸大学の三木先生が、実際の症例を多数供覧して講演されていました。AMD;加齢黄斑変性の治療は、当院でも積極的におこなっている、抗VEGF療法:硝子体内注射が主役ですが、効果が弱くなってきた場合にはPDT:光線力学療法と併用するべきと強調されていました。

また、経過中のもっとも視力を下げうる合併症:網膜下出血の治療でも、硝子体手術(網膜下tPA注入)よりも、抗VEGF療法、SF6ガス注入のほうが安全に治癒できる可能性をしめされてました。

引き続き二つ目は、大津赤十字病院の山城部長が、「強度近視による失明の予防方法を考える」という講演をされました。

近視の進行を規定する遺伝子に2種類あり、軽度から中等度に進行させるものと、中等度から強度(病的)に進行させる遺伝子は別であることを示されていました。

また、高度近視で、眼軸長がのびて変形を起こす、近視性黄斑牽引症候群で、OCTをもちいて、形状から重症度を分類する方法を詳述いただきました。

一つ目の演題が実臨床にそくしており、PDT:光線力学療法を実施している施設への紹介のタイミングについて整理できました。

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診療時間

診療時間 日・祝
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(手術・特殊検査・ハードコンタクトレンズ処方は予約制です。)

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